伝える力の鍛え方

伝える力は、仕事や人間関係を良好に築いていくためには

とても大切な力ですよね。

相手に自分の考えや思いを上手に伝えるスキルを持っていると

コミュニケーションが円滑に進み、

信用・信頼へと繋がっていきますよね。

そんな「伝える力」を教室では徹底的に鍛えていきます。

 

毎回のレッスンで、必ず1人1回~2回は前に立って

自分の考えを他の生徒や講師に伝えるトレーニングをしています。

でも、初めはみんな上手く話せないものですが、

回数を重ねてトレーニングしていくことで上達していくものです。

教室で子ども達に必ず初めに伝える事として、

 

▶学校の勉強と違って正解はない。

▶みんなの考えてること・思っていることが全て正解。

▶みんなの意見は、誰かの学びに繋がる

 

そうやって自分の考えを自信をもって

みんなの前で発表することの大切さを伝えています。

そして、聞いている人へ分かりやすく伝えるにもコツがいります。

そんなコツも教えながら、トレーニングを積んでいきます。

発表の目的は、聞いている人達に、自分の考えや意見を

分かりやすく伝え理解してもらうことが目的です。

だからこそ、発表する時の注意点として

以下の4つを子ども達には伝えています。

 

▶自分の考えや意見を頭で整理する

▶自分の意見や考えを伝える(答えや結論)

▶その意見や考えに至った理由を伝える(なぜなら~)

▶大きな声ではっきりと伝える

 

あと、伝えることでとても重要になってくるのが「語彙力」です。

自分の頭の中にあるものを、言語化するのは子どもにとって、とても難しいことです。

・どう言葉で表現したら良いのかな?

・見合う言葉がみつからない・・・

知識や経験値が大人と比較して少ない子どもにとっては

仕方の無い部分もありますが、教室では、

語彙力を高めるために子ども達に本を読む事を推奨しています。

本を読むことで、言葉の表現力を学んでもらいたいとう思いから

教室にも、たくさんの本を置いています。

 

さて、ここまでのことが上達してきたら、

次のステージとして「プレゼン力」を鍛えていきます。

プレゼンテーションは、発表と違い あるテーマをもとに

聞いている人が求める情報を分かりやすく伝えることです。

スクールでは、「相手の心を動かす伝え方」と言ってますが、

聞いている人が何かそのプレゼンを聞いて感情が動く、

そんな伝え方を目指して指導しています。

また、伝える力の集大成として、

当スクールでは「ビジネスコンテスト」を開催しています。

これは子ども達が、やりたいこと・好きなことをビジネスに繋げ、

それぞのビジネスアイデアをパワーポイントにまとめて

プレゼンをするというものですが、

「伝える力」を鍛えるための良い機会だと思ってやっています。

コンテストとうだけあって、

ビジネスアイデアが素晴らしこともそうですが、

プレゼンが上手な子どもも表彰します。

自分のビジネスアイデアを聞いてくれている人へ届けるためには

 

・話の構成を考える(ストーリーを作る)

・短く分かりやすい文で構成する

・例え話や経験談を加える

・聞いている人の目線を見て伝える

・話すスピードや声のトーンも強弱をつける

・パワーポイントという可視化できる資料と話し方で相手の心を動かす方法を考える

 

人前でプレゼンをすることは、大人でも難しいものです。

最初は誰でも上手くできませんが、

トレーニングすることで上達すると考えたら、

やっぱり小さい頃からプレゼンする機会をどんどん作り

場数を増やすことが重要です。

プレゼン力は、単に仕事やビジネスをする時だけに必要になってくる力ではありません。

入試や就活の面接の場でも活かされてきます。

競争相手がたくさんいる中で自分を選んでもらうためには

面接官の心を動かし、自分の魅力を伝えられるかどうか。

プレゼン力が活かされる場は、今後も多くのシーンで出会うことになると思います。

スクールでの学びが、将来の子ども達の選択肢を増やすことに繋がればと思います。