「子ども」×「企業」
~子どもと社会を繋ぐプロジェクト~
4月より企業内で開催する
子どものビジネススクールの運営に
携わりました。
大阪市中央区の心斎橋に本社を構える
トゥモローゲート株式会社の中で開催。
現在、起業家として有名な
西崎康平社長さんからの
生のレクチャーを受けれるとあって、
大阪府内や府外からも子ども達が
参加してくれました。
スクール内では、
・仕事とお金
・起業やビジネスのこと
・社会や経済のこと
・マーケティング
・ターゲットやコンセプト設定
・ブランディング
・コスト
・ビジネスアイデアの創出
・ビジネスモデルの組み立て方
などなど、社会に出た時に必要となることを
起業家の目線で講座をしてくれました。
8ヶ月通してのこの講座でしたが、
毎回の子どもの成長が半端ない!!
・積極的に手を挙げ発表する子。
・友達の意見に対して質問を投げる子
・メモを取る子
最終回には、
自分達が考えたビジネスアイデアを
ビジネスプランに落とし込み
ビジネスピッチをする。
堂々と大人の前で発表する
大人顔負けのオモシロイアイデアと
ターゲットやコスト、収益性などが
きちんと考えられたビジネスプランを
発表する姿を見て、
子どもの無限の可能性を感じました。
子どもの時期からビジネス?
まだ早いのでは?そんな親御さんからの
ご質問を頂くことが多いのですが、
大人向けのビジネスセミナーのように
ビジネスのスキルやノウハウを
伝えることが目的ではなく、
あくまで仕事や社会ビジネスを題材に
『アイデアを生み出すための方法』や
『アイデアをカタチにしていく方法』を
鍛えていくトレーニングが目的なのです。
なぜなら、これから子ども達が
生きていく時代は今と変わった
社会構造となっていることでしょう。
テクノロジーが進化し
グルーバル化が進み、
様々な社会問題や環境問題を抱える中で
新しい技術、
新しい市場、
新しい産業、
新しい社会を創り出す
そんな力がこれからの時代には
求められてきます。
だからこそ、
発想力と想像力が豊かな
小学生の時期から、
アイデアを出すトレーニングと
未来を創造していく行動力を身に付ける。
そんな起業家精神を持った子どもを
1人でも多く輩出することが
回りまわって、企業や社会の成長へと
繋がっていくのだと思います。
企業は目先の利益にとらわれずに
顧客からの信頼を勝ち取り、
企業価値を高めていくためにも
次世代のリーダーを育てるための「教育」へ
企業が主体的に動いていく。
そんな企業が
これからどんどん増えていくと良いなと思います。
残念ながら、ここ数十年も
学校教育は変わらないままに、
知識の詰込み教育と
実社会では通用しない
そんな教育を受け続け、
急に社会という荒波に
放り込まれてしまう。
学生と社会人のギャップが大きすぎて
戸惑いながら日々働くことに疲れていく
そんな新入社員を
これまでたくさん見てきました。
社会に出る前に、
社会に出て本当に必要となる力を
教えてくれる場所があっても可笑しくない。
アルボルキッズスクールは、
これからも
子どもと企業の架け橋となり
子どもが社会を学ぶ
きっかけ作りを増やしていきたいと思います。